ブランキー インタビュー

1992年2月21日 ブランキーMステ初出演 3人意気込み

前日高知でライブがあったため、21日朝早くから飛行機で移動。
連日のライブで疲れているのだろうか?13時少し前にテレビ朝日に到着してから、14時過ぎのカメリハまで仮眠をとる照井中村
浅井はというと「ちょっとその辺をブラブラ、、」言ってどこかへ行ってしまった。
14時少し前に浅井は戻ってきたが、すぐにギターを手にして弾き始める。練習熱心な人だ、、
周りがざわつき始めたせいか、中村が目を覚ます。
開口1番「デビル・ウイーング!」と言いながら腕を伸ばす。相変わらずだ。
ちょっと見には緊張してる様子でもないのだが、今日はあのミュージックステーション初出演なのに、、不敵な奴らだ。

14時30分くらいからサウンドチェックとカメリハがスタート、3人とも真剣そのもの。時々照井が腕を伸ばしたり、回したりしている。緊張をほぐしているのだろうか。
たいした問題もなくリハは終了。楽屋に戻りあとはただひたすら本番を待つのみとなった。

中村 テレビに出たのは、、”イカ天”5回に、名古屋で3回、”ロックショウ”に、、15回くらいかなぁ?もう慣れた慣れた。全然緊張なんてないよ。でも本番にならんとわからん(笑)本番だとね、俺はカタイで、CDと同じになっちゃう(笑)演奏が。
タモリとか、色んな人が出るけど、今日(2月21日)飛行機でキャロルのギターの人が乗っとったことの方がスゴかったなあ。今日はカラオケじゃないだけマシじゃない?今日も俺は手を抜くよ(笑)

照井 初めてテレビに出たときは、ムチャクチャ緊張しとってカチカチだった。結構出て慣れたから、前よりは自分たちをしっかり見せれると思う。でも、今まで出とった番組と今日の番組は違う、なんとなく。全国的に見とる人が多いしさ。だから本番になったら発狂するんじゃないの?テンションもかわるんじゃないかな?曲も3分で短くなってるんだけど、その決められた中で思いっきりやるしかないと思ってる。ブラウン管を見とる全国民が心臓麻痺で死ぬくらいやったろうかな、と思ってる。

浅井 初めの頃、”イカ天”の時は、いっつも緊張しとたけど、最近はするときもあるし、しない時もあるよ。今日は緊張しとらん。ただ、3分くらいっていう短い時間の中で精一杯やるだけ。それに、テレビの向こうで何千万って人が見てると思うと興奮するよ。やっぱり普通のライブの時と、テレビじゃ感じは違うけど、歌を歌う時の気持ちは同じだから。カメラが気になるっていえば気になるんだけど、歌に専念しちゃえばライブも一緒だし。リハーサルの感触とかは、全然違うけどさ、下がツルツル滑るし、、いつもバリバリだから、今日もバリバリだよ。

そして3人は本番を迎えたわけだが、オンエアを見ての通り、緊張してないとは言いながら、結構緊張していたのでは?いつものライブとは、またちょっと違った3人の顔がうかがえたような気がした。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です