ブランキー インタビュー

from NAKAMURA to ASAI ブランキー レアインタビュー

ー 浅井さんと知り合ったきっかけは?

中村 何で知り合ったか忘れた。16か17の頃かな、友達の友達って感じで

ー 高校が一緒だったとか?

中村 そうじゃない。当時、バンドやってるヤツらが集まる場所があって、名古屋ELLとか、パンクがかかる”オズ”っていうディスコとかね。そのあたりで知り合ったロッカー仲間って感じかな(笑)で(浅井の)野郎はパンクスだったのさ。

ー 浅井さんの第一印象は?

中村 第一印象?なんか、今よりちっちゃかったよ(笑)

ー その後、第一印象は変わった?

中村 変わった。おととし、逢ったときは”お前、大きくなったなあ”って。

ー (笑)。子供じゃないんだから。

中村 でも、最初はかわいいなあって感じだったからね。で、一緒にやっていくうちに”おお。コイツ、すげえなあ”って思ってさ。再開した頃、オレはF.O.A.D.っていうバンドをやってて、ベンジーにギターを手伝ってもらってたんだよね。でも、やっぱり、ベンジーは自分の世界をちゃんと持ってたから、そのバンドとは合わなかったんだ。

ー じゃあ、なぜ、その後、ブランキーを一緒にやることに?

中村 浅井ブランキー・ジェット・シティを始めたのを知って”もっと自分をアピールするような活動をしろ”って言ったのがきっかけかな。”のほほんとしてないで、チラシ作ったりしなきゃダメだ”って言ったんだよね。浅井は誰かが横におって”ああしろ””こうしろ”って言わないと何もやらないヤツだからさ(笑)。やるにはちゃんとやるんだけど、やるまでが長いの。だから見てるとじれったくなるんだよね”いいもの持ってるんだから、やれよ””バンバンやらなきゃ、もったいないぜ”って言ったんだよね。

ー 中村さんから見て、浅井さんはどんな人間なんですか?

中村 ああ、あいつは気まぐれの気分屋だな。

ー どんなところが?

中村 うーん、、(と考え込む)。まあ、オレもそうだからなあ。

ー ズバッと言って下さいよ。

中村 (笑)。いや、わからん!!でも、子供みたいなんじゃないの?あれだよ。小学校低学年ぐらいの子供(笑)。まあ、浅井を見ればわかると思うけど。

ー (笑)いくら何でも、そこまでは思いませんけど、、

中村 オレが思うに、小学校1~2年の”坊”でギター弾くのが上手くて、歌が上手いっていう人間だと思うよ。

ー そこまで言うんですか?じゃあ、第一印象と変わってないんじゃないですか?

中村 アハハ。変わってないね。

ー じゃあ、一緒にやってて守ってあげたくなるようなタイプ?

中村 うーん、オレも小学生のようなもんだから、よくわからんな。でも、昔は一緒にやってても、アイツがすぐに”疲れた”とかいうから、オレが”情けねえこと言うなよ”って言ってたけど、もう今はそういうこともないし、、。今はリッパな大人になったんじゃないの?(笑)

ー 浅井さんのどんなところに中村さんは魅かれます?

中村 うーん、、まあ、2人で一緒にいると妙に気が合うというか、楽しいんだわ。だから、まあ、、、オレにとっては、すごく気軽に喋れるヤツなのかなあ。普通に、、一緒に住んだこともあるし、一番近くにずーっといるから、喋りやすいんじゃないの?

ー じゃあ、浅井さんの”ここが好き!”という部分は?

中村 ないな(笑)。

ー そんなテレないでくださいよ。

中村 うーん、、(テレなから考え込む)それは難しい質問だ。何が好きなのかなぁ。一生懸命やってる所が好きかな。前向きだから。すねてないから好き。

ー 中村さんが女だったら、浅井さんみたいなタイプはどうですか?

中村 オレが女だったら?受け入れん(笑)もっと、しっかりした男がいい(笑)頼りないもん。

ー じゃあ、浅井さんに何か注文は?

中村 ないな。別に。好きなようにやりなさいって感じ(笑)。今のままでスクスク育っていけばいいんじゃないかな。

ー 浅井さんは優しく見守られてるんですね。

中村 それはあるかもしれん。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です