ブランキー インタビュー

from ASAI to TERUI  ブランキー レアインタビュー

ー 照井さんと知り合ったきっかけは?

浅井 それは、名古屋に”オズ”っていうロックのディスコがあって、そこに20才くらいの時に行っててさ。照ちゃんと照ちゃんの友達もそこにいたんだよね。当時、照ちゃんはロカビリーやってて、目立っててさ、オレが話したのがきっかけ。”バンド、やってんの?”って。

ー へえ。

浅井 それから、だんだん仲良くなってさ。そのうち、オレのバンドが解散して、照ちゃんたちのバンドもうまくいってなくて、”一緒にバンドやろうか”ってことになったんだよね。ロカビリーのバンド。それが21才ぐらいの頃かなあ。

ー じゃあ、知り合って1年後にはもう、一緒にバンドやってたんだ。

浅井 うん。で、それから一緒にやってたんだけど、オレと照ちゃんは性格的に全然違う所があるんだね。で、うまくいかなくなって、結局、解散しちゃったんだけどね。

ー 最初に声をかけたのは、照井さんが気になったから?

浅井 うん。彼らはオズでは、結構有名でさ。カッコよかったから。

ー 気が合うヤツを探してたの?

浅井 探してたっていうか、別に普通にしてたよ。で、まあ、最初に照ちゃんと一緒にやったバンドはうまくいかなかったんだけど、その内オレが東京に出てきてさ。色んなベーシストを探したんだけど、なかなかいないんだわ。で、照ちゃんとはお互いケンカしてから時間もたってるし、あの頃よりカドも取れて、お互いのいい部分を認め合ってたんで、”バンドとしてもう一度やろう”って照ちゃんを誘ったら、OKっていう返事が返ってきたから。

ー 照井さんの第一印象は?

浅井 第一印象?うーん、なかなかマジメそうで、いいヤツだなあと(笑)

ー 好感の持てる青年、みたいな?

浅井 うん。あと、ガリガリだとおもった。

ー 今より痩せてたの?

浅井 同じくらいかな。

ー その第一印象は変わった?

浅井 いや。マジメなところは今でもずーっとマジメ。

ー 何に対してマジメなの?

浅井 音楽。考え方はオレと全く違うところがあるけど、音楽や友達関係とかに対してマジメなんだわ。

ー 信じた事は一直線、みたいな?

浅井 うん。 

ー 考え方はどう違うの?

浅井 うーん、、わからんな。でも、明らかに違うところはある。オレはそうは思わんってところが。そういうところで、昔はよくケンカになったんだわ。でも、どういうところが合わないとか、そういうのは具体的にはよくわからん。

ー じゃあ、ブランキーを一緒にやろうと思った決め手は?

浅井 照ちゃんの音楽に対する真剣な姿勢かな。テクニックというよりも考え方だよね。それが良いと思ったから、もう一度、照ちゃんちやりたいなと思ったわけ。

ー 真剣な姿勢って具体的には?

浅井 音楽が中心になって回ってるところ。

ー 音楽が全てってタイプですか?

浅井 うん。仕事するにも、何するにも、全てバンドのため。そのために生活のサイクルが回っとるという。

ー 他は必要ない、というぐらい音楽に賭けてるカッコよさがあるわけですね。

浅井 うん。オレもそうだから、そういう人がそばにいると、安心できるしさ。

ー 照井さんブランキーの中では、どんな存在なのかな?

浅井 うーん、オレと達也がアツくなってるとき、照ちゃんが冷静なこと言うことはあるよ。オレと照ちゃんがアツくなって、達也が冷静になることもあるけど。照ちゃん達也がアツくなる時は、、無いもんな。

ー (笑)浅井さんひとりが冷静になるときは無いんですね(笑)

浅井 (笑)一回も無い

ー もし、浅井さんが女だったら、照井さんのような男性はどうですか?

浅井 絶対、結婚しない(笑)

ー どうして?

浅井 イヤだもん。

ー そんなに言い切らなくても

浅井 だって想像すると気持ち悪いよ。

ー それは男同士だと思うからでしょ。

浅井 だって一緒に住んどったけど、考えたことないし。あったりまえか(笑)

ー じゃ、照井さんにメッセージを。

浅井 照ちゃんに言っても、人の言うことは聞かないからな(笑)まあ、やりたいようにやって、そのまま突き進んで下さい(笑)

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