なんかこんなの出るらしいです。

ジョン・レノン. ギミ・サム・トゥルース.
ジョン・レノン生誕80周年記念、ニュー・ベスト・アルバム
オリジナル・マルチ・トラックからの新リミックス
ショーン・レノンがプロジェクト初参加 発売日:10月9日
正直何回出すねんという気持ちもありますが、
ファンとしては何でもいいから動きがあると嬉しいものですよね。
で、先行して公開されたのがこの曲です。
メッチャ好きな曲ですね。
ピアノ主体のポップスでこんなにロック出来るんだ!と思いました。
何と作曲も録音も一日で済ませたとのこと。
それで発売も10日後。
まさにインスタント!(笑)
現代では考えられないですね。
コード進行はシンプルそうに聞こえますがA→D→C→G→Aと4回転調してます。
しかもこんな転調パターン他に見たことないですね。
改めてジョンは「天才作曲家だな~」思います
クレジット見てオッ!となったのがジョージ・ハリスンが参加してたんですね。
アコギ・ピアノで参加となってますが、全面に聞こえる左寄りのピアノは間違いなくジョンでしょう。
多分サビ前の1:05辺りで右から入ってくるピアノと、サビのアコギ(これも右)がジョージだと思います。
アコギは「All Shine On♪」のそれぞれの言葉の頭でジャーンと1回鳴らすだけという究極にシンプルなスタイル。
それにしても注意して聞かないとほとんど気づかないと思います。
それがまた隠し味の職人ジョージらしい。
ドラムのアラン・ホワイトは後にイエスに加入する人です。
流石のドラムプレイです。
ビリー・プレストンのオルガンは残念ながらこれも埋もれ気味でイマイチ判別できませんでした。
フィル・スペクタープロデュースなんで全体で迫力のあるMIXにしたんでしょうね。
2010MIXと聞き比べたんですが、確実に音像が大きくなってます。
スライムとキングスライムの違い位でしょうか。


特にベースが大きくなっていて、皮肉なことにミスが前より目立つという可哀そうなことになっています。
ベースはクラウス・フォアマンでジョンの魂にも参加してます。
あとはビートルズのリボルバーのジャケを描いた人ですね。



ジョンの魂でもそうだったんですが、ジョンの曲が非常に展開が読みづらいため
ベースのミスが結構残ってしまうというジョン被害者の会の一人となっています。
今回のインスタント・カーマでいうと2:29のサビなんですが、
コードがGなのにDを弾いてしまってます。
別にGのキーで途中でDを入れることは全然おかしくないんですが、これは頭で思いっきり弾いてしまってるので明らかにミスです
で、クラウスさん「ヤベー!」ってなってとりあえずAを入れてBmのBで何とか合流することに成功しました。
確かに前まではそこでDに転調してたんですよ。
それと同じ流れでいったら、クラウスさん「えっ、もうサビ⁉」という悲劇が起きてしまいました。
何かそのミスの前からプレイに徐々にクラウスさん「あれ、どっちだっけ、、?」という不安感が表れてるのがわかります。
で、Dの展開の方に賭けていってみたら思いっきり違いました。
2分の1の選択をミスった受験生の様な悔しさが表れていると思います
これはジョンがちゃんと伝えてなかったのか?、もしくはクラウスが忘れてたのか?は永遠に闇の中でしょう。
多分前者の可能性が高いと思われます。
でもそんなの関係ねえ!(©小島よしお)
最高の曲だからいいんだ!
我がジョン・レノンは永久に不滅です!(©長嶋茂雄)
というわけで、以上今回の主役はクラウスさんでした!
また明日✋