新譜レビュー

パスピエ 12/9 new アルバム「synonym」 レビュー

パスピエの新譜!


synonym (初回限定盤 CD+Blu-ray) [ パスピエ ]


 

いや~、いい!
40分があっという間に終わります。
体感速度が速いのは名盤の証です。
シングルで聴くよりアルバムでまとめて聞いた方が良く聞こえますね。
Qとかシンセサイズとか。

全曲好きですけど、お気に入りは、プラットホーム人間合格、辺り。

 

パスピエを知ったのは結構最近です。
8月位かもしれない。
最初はよく間違えてパピスエで検索したりしました(笑)
相対性理論が好きな人はとりあえず必聴です。

出会いはspotifyのオススメで、このアルバム1曲目の「まだら」が流れてきたんですけど、

 

「うお!何だこれ!?」って感じでした。
最初マジで初音ミクだと思いました。
一番人力ボカロに近い声ですね。
クセが強いんですけど、最高です。

曲は「キモチワルイ気持ち良さ」という感じです。
YouTubeのコメントでもそう書いてる人いますね。
ピッタリの言葉だと思います。

「この音はここに行き着くだろう」という着地点から半歩くらい
ズレた音で展開していきます。
ちょっと今からコード調べますね。

~解析中~

30分後、、、

耳コピは断念しました。
「ちゃ、ちゃんともっと時間かければわかるんだからね!」
1日下さい。

楽器meで調べました。
ネットのコードは大体間違えてますけど楽器meはいつもほぼ正確ですね。
コード調べるんならここです。

まあ予想通りというか、変態コード進行です。
よくもまあここまで複雑に出来ますね。
最後の単純に1音上がる以外は転調してるわけでは無いんですね。
部分転調といいますか、一瞬だけ転調してるんですかね。

キーボードの人(成田ハネダさん)ならではの作曲って感じです。
ギタリストではこういう曲は作れないだろうな。

それぞれの細かい曲解説はこのインタビュー必見です。
本人の解説に勝るものありませんね。

興味深いのは6曲目の「OTO」で
歌詞も曲も演奏も最初と最後で左右対称になってるらしいです。
つまり逆再生しても同じになると。
こういう遊びが出来ちゃうのがバリIQ高いですよね(全曲そうですが)

リーダーの成田さんが芸大でクラシック出身というのが絶対的なユニークさに繋がってます。
普通にロックを聞いてきた人じゃ出来ない発想やテクニックばかりです。
過去作も素晴らしいですよ。
今まで気づかなかったのが悔やまれます(-_-メ)

しかし!12月25日のライブ行きます!!
楽しみ過ぎる~♪
レポしますね!

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