日記

家の管理会社にブチ切れた話

寒くなると家のマンション玄関前で、去年の出来事を思い出します。

いや、思い出してしまうと言ったほうが正しいか。

去年の夏頃、今の家に引っ越して来ました。

今の所概ね最高に気に入ってます。

しかしながら去年の冬。

僕が入居した時、エントランスの割れたドアの修理をしていました。

なので本来カードキーが必要なんですが、無くても誰でも入れる状況になっていました。

僕は別にそれは特に気にしてませんでした。

まあ自分の部屋のカギをちゃんと掛けてればいいかって感じでした。

その状況が半年ほど続きました。

いや、修理時間かかりすぎじゃね?って思いましたがスルーしてました。

月日が経ち真冬の寒い日(最近と同じ位寒いです)、いつもの様に僕は仕事に行きました。

当然いつもの様にカギは開いてます

僕にとってはお馴染みの場面です。

もはやカードキーなんて存在すら頭に無いです。

引っ越してから一回も使ってないですからね。

そして仕事終わって夜、しかも夜12頃帰宅してエントランスのドアを開けようとしました。

 

 

開きません。カギが掛かってます。

頭の中にデッカイクエスチョンマーク(ゆら帝)が浮かびます。

「え、何?どういうこと?何でカギ掛かってんの?」

そしてカードキーなんて持ってません。

半年間一回も使う必要が無かったですからね。わざわざ持ち歩く意味が全く無い。

こうして僕は真冬の極寒の深夜、外に締め出されました。

取り敢えず、誰かが通らないか待つことにしました。

しかしながら夜12時、全く人が来ません。 

「1人位は夜勤の住人いるだろ」と甘い希望的観測を抱いてましたが、全く誰も来ません。

どんだけここの住人は健康的なんだよ」と朝型の住人達を呪いました。

30分くらい待って、あきらめました。

途轍もない長い時間に感じました。

なんせ極寒の中ですから。

そして次は携帯に管理会社の電話番号があったので電話することにしました。

無事に繋がって若い男が出ました。

「いきなりカギ掛かってて入れないんですけど」

なんか新人っぽくて、何もわからない的な事を言ってきます。

挙句の果てに他の部屋のインターホンを鳴らして開けてもらってくれ的な事をほざき出しました。

ふざけるなと。こんな深夜にインターホン鳴らせる訳無いだろと。

結局何も解決しないまま電話を切りました。

怒りの頂点のまま、次の解決策を探しました。

相変わらず住人は誰も通りません。

そしてカードキーの差し込む所に小さい電話番号を発見したので、電話しました。

もはやバイオハザードの世界です。

永遠に思える着信音の後で無事に繋がって、「頼むからカギ開けてくれ」と懇願しました。

願いが通じて何とか開けに来てもらえる事になりました。

ようやくこれで救われる、、と安堵したのも束の間。

 

 

全然来やがらねえ

もうこちらは限界が近いです。

オレはここで凍え死ぬのか?と恐怖感でいっぱいです。

これもまた30分くらい待たされたような気がします。

もう、玄関横でフード被って丸まって体育座りの状態です。

知らない人が見たら何事かと思うことでしょう(結局住人は一人も通りませんでした)

やっと業者が来ました。

もはや意識が朦朧としています。

開けてもらう前に本人確認的な事をやらされました。

もう勘弁してくれ、、オレはもう限なんだ、、

何とかして証明して、カギを開けてもらえました。これも結構時間かかってます。

家に入れたのは恐らく夜1時半位だったかと思います。

不思議と何も感じませんでした

嬉しいとも安心したとも何も。

無の状態だったと思います。

もう思考出来る力が残って無かったんでしょう。

次の日、管理会社から電話がかかってきました。

流石にいくら温厚な僕でもこれはブチ切れざるを得ません。

半年間もカギ直さず放置しといて、なんの告知もせずいきなり直すとかどういう事だぁぁぁあああーーー!!!🤬🤬👺💨🔥🤬🤬👿👿👿」

流石に向こうもメチャクチャ謝ってきました。全面的に悪いと思ったんでしょう。

向こうの言い分としては修理の途中まで把握してたが、最後の部分を誰かが勝手にやった的な事を言ってました。

「何だそれ?」って感じです。

オレ「真冬の極寒の中1時間半外に締め出されたんですよ?僕が年寄りとか体弱い人だったらどうなってたと思います?なぜ何も告知しないんですか?貼り紙もハガキの投函も何もしてないですよね?半年間も放置しといて。告知してたなら僕のミスですけど。確認しましたけど何もしてないです。今からでもいいから貼り紙して下さい!

後日何かお詫びに伺うということで、この件は終わりを迎えました。

エントランスには直ぐに貼り紙が貼ってありました。

こうして僕が唯一人の犠牲者、人柱となり、他の被害者を出さずに済みました。

毎日普通にに家に入ることが出来るという幸せを噛み締めて今日も生きていこうと思います。

FIN〜

 

 

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